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猿の惑星とアラモ

 腹の左下が痛い。風呂に入ると治る。今でこれなら、もっと年を取ると体のあちこちが痛くなるわけで、老人はそりゃ始終不機嫌ですわな。

「猿の惑星 創世記」
 一回見たけど、途中寝てしまったので通して見る。人だろうと動物だろうと虐待差別はあかんわな、と分かるのだけど世の中から一向に減らない。
 チンパンジーは同種でも別の群れを襲って殺して食べ、ゴリラは子殺しをし、オランウータンにはレイプが多い。知能を持った類人猿たちも、いずれ人類と同じ道を歩むだろうと思わせる。
 他生物を殺して食べて、繁殖が至上命題で同種族でも争うという地球生物のシステム、基本的に凶暴にならざるをえないなぁと思えた。

「アラモ」
 アラモを守るテキサス独立派250人。対するメキシコ軍はナポレオン風装備と戦術で1600人という、アラモの戦いを描く。
 若い指揮官のトラヴィスは義勇軍から侮られる。が、相手からの砲弾が不発弾だったからと、拾って導火線を切って再利用する糞度胸に人々がついていくシーンは胸熱。一人捕らえられたデイビー・クロケットが勝者に降伏勧告を求められて、逆に降伏を進めるシーンも。指揮官というのはなかなか現れない資質なのだと思う。
 指導者や指揮官を人気投票で選ぶのは難があると思われる。まともな人はまともな人が好きなので、人気投票では人格や私生活に問題があるような人を選ばない。一方で非常時や危機には、解決能力がある異常者を選ばないとならない時もある。

うしおととら展開と23人の裁判官と十番目の男と

 心臓に負担かけないように、すべきことをする、というゆるーい日々です。

「ガンダム・ビルド・ダイバーズ」
 最終数回前くらいまでゲーム部活ものだったのですが、最後はAI生命と疑似とはいえ世界を天秤にかける対峙。そして最後に敵味方すべてが協力する展開は、少年漫画によくある展開、うしおととら展開だけど、これ以外ないと思います。

 よくある展開のように、現実でも良い目的なら人類全員が協力したらええやん、と誰もが思うでしょうが、そうはならない。悪人は自分を倒すような良い目的には反対し、心や脳の病人は判断に問題があり、みんなが賛成するから反対するという人もいる。そして「良い目的はそもそも良い目的なのか」と疑って反対する人もおり、さらには良い目的だと分かっていても賢明さから反対する人もいる。

 全体が賛成に傾いたとき、その手の反対意見は重要だと思う。ユダヤ人には23人の裁判官のルールというものがあって、死刑裁判において、23人もいる裁判官(そのうち十人は無罪側、そして被告も一人指名できる)が全員無罪を示す要素を一切見つけられなかった場合、裁判自体に問題があるとするそうな。これは映画、ワールド・ウォー・ゼットで十番目の男の事例として登場したが、九人がそんなことはありえないとしたら、十番目の男はそれに異義を唱えて調べねばならないというルール。

 歴史上に数ある虐殺や大破壊に賛成した人々や国民の全員が、なんらかの異常者だったり洗脳されたりしたわけではない。そうであることが正しく合理的であると思ったから賛成したはず。
 だから人類全員が協力というのはできないし、してはならないと人類各文明の社会は異分子の完全排除をしなかった。むしろ全員が正しいと思って本人もそう思うが、だからこそ反対する人は、集団の安全装置のようなものだと思う。
 自分こそがそうだ、と思う異常な人もいるので、なかなか真贋は難しいですが。

笑いと狂気と

 キング・オブ・コント。そういえばずっと仕事で機会がなかったけど、数年ぶりに見られた。
 チョコレートプラネットさんのSAWいじりがおもしろかった。そういやホラーやサスペンスに出てくる主人公や被害者、ある程度物分かりのええ人じゃないと話が進まない。
 あとGAGさんのしょーもない男子高校生と居酒屋店員に対する「こいつらが勧めてくる映画、絶対おもんない!」に同意。
 ザ・ギースさんのサイコメトリー能力。たしかに作り手の思いのほうが衝動的な犯人より強そうである。

 だいたいのコントがちょっと変な人を笑いの主軸に据えている。お笑いを見るたびに、アメリカの取材でテレビで出場者を募集する場合、書類と面接でリチウムを服用する重症患者は外し、リタリンを服用しているくらいの人を使う、ということを思い出す。おもしろい、はほどほどの狂気のうちにしかないのだろうけど、ちょっと好きではない説である。
 創作者としての自分は最初の出版社で超パワハラを受けて頭がおかしくなったが、訴訟で相手を叩きのめして消失。体験からいうと、狂気の状態はとても苦しく、気分の落ち込みと怒りで起きて活動できるまで八時間かかっていた。二度とああなりたいとは思わない。そして狂気が創造性の源泉だという説もあるが、やはり拒否したい。

ルチャドールとプレデターズ

 番組でオカダ・カズチカ選手が出ていた。メキシコでデビュー戦をしたそうな。そのデビュー戦の相手は師匠。メキシコのルチャドールにおいて、デビュー戦を迎えるレスラーは子で、相手レスラーは父と呼ばれることを知った。美しい伝統。

「プレデターズ」
 放送されるたびに見る。アメリカの傭兵、イスラエル軍の女スナイパー、医師、麻薬カルテルの殺し屋、スペツナズのアルファ部隊隊員、日本人のヤクザ、連続殺人犯の死刑囚、RUFの兵士が謎の森に集められる。そこはプレデターの狩りの獲物として放り込まれた惑星。
 ……と、設定だけでも、たぶんプレデターのなかにも私のようなボンクラたちがいて「おもしろ強いやつを、しかも被らないように集めて対戦しようキャッキャ」「犯罪者と異常者も入れておいて。ぜってーおもしろくなるからキャッキャ」していたと思わせる。

ププッピドゥ

 スカートが風に捲られてププッピドゥと言って生きています。スカートを穿いたことも言ったこともないですが。
 一か月経過してとくに心臓の発作もなく、さらに一か月薬で様子を見ることに。その二日後に軽い発作が出る。とにかくストレスを下げて安静にして、できる仕事だけしていく感じです。

 総合格闘技の山本KID徳郁選手が41歳の若さで癌で亡くなっていた。四秒KOをなし悪童めいた演技か本気かをやっていた人で、2000年代初頭の軽量級は確実にこの人の時代だったのではと思う。
 アンディ・フグ選手のときも思ったが、あれほど強くても病気には勝てないのだと。現在のところ、人は必ず死ぬようです。なるべく後悔しないように生きたいものですが、ヘッセの小説、クヌルプの境地に達するかは分かりません。
 ……ってまた闘病ブログみたいになっていました。ププッピドゥ。