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最近見たもの

 コナン君が「宇宙の真実はいつも42!」と別作品を受信しだす。
 
「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」
 子供に「ボードゲームなんて今時誰もしない」と言われたジュマンジがテレビゲームへとアップデートして飲み込む。さらに現代で高校生四人を飲み込む。それぞれが現実と反対のゲームキャラとなる。あとはまー想像のとおりの展開だが、爽やかにまとまる。
 
 今さら言うようなことではないが、肉体に人格も左右される。個人の脳の出来具合や、向精神薬やアルコールなどで精神状態が変わることを疑う人はいない。
 そして、美しい顔や体、高い背、病気がなく強靱な体という肉体性が、とくに幼少期の社会的立場を決め、さらに一生を左右するように思う。
 そうそう他人になることはできないが、創作物で誰かになる、またはゲームやSNSで違う自分を演じることで、周囲の反応も違ってきて、本人の内心も変化しそうである。

「駆込み女と駆出し男」
 江戸時代、女性からは離婚しにくいということで幕府公認の縁切り寺である東慶寺にまつわる話。
 良い人生は良い人にしか起こらないと思えるが、作品はそういう風に作られるものだと冷静になる。
 
「ヒストリーセレクト フォード伝説の巨大工場」
 フォード社の拠点、百年前から進化と改良を続けるリバー・ルージュ工場の話。年間33万台を作る大工場は24時間稼働。ロボットや自動化が進み、人と協力している。
 最後の点検は機械による平面レーザー点検まで行う。が、手袋をした検査員が手で触る検査も絶対に必要だとか。
 ロボットや機械が好きな男の子は、工場の流れを延々と見ていられると思う。これを作るためにこうであるという合理性の連続は、ある種の美しさがある。

「帝王学」山本七平
 本棚を整理していたら出てきた。もう37年前の本となるが、読み直す。
 唐の二代皇帝、李世民と臣下たちによる統治は貞観の治と呼ばれ、それらの言動の記録が貞観政要とされる本として東アジア各国に伝わる。本書はその解説。
 古代から中世の日本は中国を参照にしたが、多くは貞観の時代があった唐、そして宋学(狭義では朱子学)であった。参照項を探した時代が、中国でもっとも良い二つの時代だったのは幸運。
 貞観政要で指摘される人間社会で最高の危険人物とは、君主が望むことが正しく良いことであると理由付けをする人間としていた。どんな間違っていることでも邪悪でも、実は理由付けができてしまうが、それは最悪の結果を呼ぶと指摘されている。
 現代での君主は、我々個人や民衆とも言える。だけど、人々の邪悪な願望を正当化しようとする人たちは、本心からなら異常であるし、慰め意見という商品を売っているつもりなら危険人物の範囲であろう。
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