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依存症と人類の未来予想図のひとつ

 スノーボードの国母元選手が大麻で、田代まさし氏がまた覚醒剤で逮捕されていた。
 これ、人間は選手から指導者に転身して頑張る、または薬物を辞めて妻子と和解する、という苦難を抜けて掴んだ人としての幸せより、薬物の快感のほうを選ぶという悲しい結論になる。

 警察のポスターのように薬物辞めますか人間辞めますか、とまでは思わない。薬物から回復しようとする人があれでショックを受けてしまって、回復を妨げるらしいので。
 ただ、人から自由意志と選択肢を奪うのが薬物だなと思う。
 一方で、もう現実が辛くて、意識があること自体が辛いという人もいる。アルコールやドラッグなどの依存症はそういう状態だろうなと思う。薬物に至る前の、現実の問題を解決しないかぎり、人類の依存症問題は終わらないだろうなと思う。
 現実の問題、貧困、戦争、疫病、格差、差別、虐待、暴力を解決するのは超難しい。となると、依存症や副作用なく悲しみや辛さを紛らわせる超安価な薬の開発のほうが先にされそうである。
 前にも言ったけど、それができたとき、人類史が終わりそうな気がする。先の二容疑者のように、全人類が、人としての幸せより薬物の快感を選ぶ可能性が高い。

 学者の予想のひとつに、未来は遺伝子改良された超少数の天才以外の人類は、やることがなく、またやったとして苦悩が多く、結果として生命維持装置のなかのバーチャルなゲーム世界で死ぬまで楽しく愉快に戯れるほうを選ぶだろうとしていた。完全薬物の世界はそれに近い。そしてすぐに、夢世界で戯れるだけの人類にエリートたちが尊厳を感じなくなるとしていた。
 学者はその先は言わなかったが、エリートたちは尊厳なき存在を生かすのは無駄すぎるとして夢世界のスイッチを切るだろう。
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