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繰り返す、このポピュリズム(Perfume)

 ギリシャのティプラス政権が倒れる模様。賃金カットに増税と緊縮財政には反対だと言って当選したが、緊縮財政をした。
 しかし、反対派のティプラスがいざ政権につくと、IMFの融資とセットの緊縮財政要求を跳ね除けると国が破綻すると反対していたことをするしかなかったんじゃろう。だけど国民がじゃあ嫌じゃあと政権交代。おそらくだけど、緊縮財政に反対して当選した次の政権も、結局同じく緊縮財政するんじゃないのとみている。
 問題はティプラス政権が世界で流行するポピュリズム政治の先駆者ともいえる政権だったこと。

 ドイツのメルケル首相も、昨今は移民政策で批判されている。
 しかし大多数の人が忘れているけど、メルケルさん、最初は難民に冷たい態度を取っていた。難民の少女に自分の国の問題は自国で解決してもらい、祖国にお帰りなさいとしたら、ドイツ国民から「それでも人間か!」と激烈な非難を受けることとなった。
 そこで同首相は難民移民受け入れ拡大をした。結果は、移民の増加で起こった問題で、同じ国民がなぜ移民受け入れを拡大したのだと首相を非難するという事態に。首相からしたら「国民が言うとおりにやって、怒られるのなんで自分やねん?」であろう。
 誰もが未来を見通すのは難しいし、その場その場の要求に応えた政治家が失敗するという典型的な事例。

 だけど首相が賢くて「私を冷たいと非難するなら、国民の要望どおり移民を入れて問題が起こったとき、絶対に非難しないでください」と未来予測をした発言をして同じ結果になったとき、やっぱり国民は「自分たちの要望があっても、それを無視して最良の判断をするのが政治家だ!」と激烈に非難するだろう。
 今度はまた別の賢さで、政治家が国民の意志を無視して最良の判断をすると、はい、冒頭のギリシャのように民意を無視したムキーとなった国民によって政権が倒れる。
 ひゃっはー、ポピュリズム政治って地獄だぜ!

 人気を気にする仕事や立場って、まともな人ほど相反する要求と結果に頭がおかしくなりやすいと思う。人気商売である作家など比べものにならないほど、政治家は責任重大。そらもー本当に心がタフでないとできないだろう。
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