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「まずありえません」と言うしかない

「女性だとAEDが使われない? 救命処置の男女差」というニュースがあった。
 人々の意見は「後でセクハラで訴えられるから助けない」「社会的地位を失ってまで助けない」というものがある。これはもうポリコレ棒が行きすぎた結果、じゃあもう助けないほうがいいとなってきていて良くない。

 記事の専門家は、究明救助であとで訴えられることはまずありえません、だから助けてあげてと言っている。「絶対にない」とは言えないのかもしれない。実際、医者がその手のことで訴訟されている。

 また、日本人が一年間に精神疾患にかかる確率(病気の他に過労やストレスなどで一時的に精神疾患的症状を示すものも含めていた)は、WHOや医師会などの調査で8・8%。仮に男女の発症率が同じとすると、誰かを助けたとき8・8%の確率で異常な状態の人に当たり、そのうちさらに異常かつ被害妄想を抱える人がいたら訴訟される。
 専門家もそこらは分かっていて、だから「絶対に訴訟されない」とは言えず「まずありえません」となるべく正確に言うしかなかったのだろう。もし「最大で91・2%くらいは訴訟されません」としては、誰も助けなくなる。

 さらにこの世には邪悪があると仮定すべきである。そうすると、心疾患で倒れた女性が「私に触ったらセクハラで訴訟するぞ!」と叫んでいた場合、本人がそう言っているから助けないとした場合、法律はどう判断するのだろう。
 もちろんその心疾患の女性本人が生き残った場合、もしくは死んだ場合は遺族が「なぜ助けなかった!」とあなたを訴訟してくるのであろう。精神異常だけではなく、邪悪な人もいるので先の確率はさらに低下するのではなかろうか。
 救急や人助けというどう考えても良い行為について、こういうことを考えないとならないのは不幸な社会だなと思う。
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