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左利きの法則と変遷

 左利きの法則というのがある。実際、二転三転した説なのだけど変遷がおもしろい。
 人間社会のたいていのことは大多数の右利きのために作られていて、左利きは不利である。また生物学的にも内臓疾患の多さや寿命の短さや精神の疾患を発症しやすいと不利である。
 が、なぜか一定の確率で左利きは生まれ、消滅しない。

 最初に提唱されたのは、左利きが絶対的に有利な場面があるということ。
 左利きは対人戦において、優位である。右利きは左利きと戦うとすべてが逆になるため、やりにくい。対して、左利きは右利きの対戦相手が多いので慣れている。そして左利きが相手でも、自分と同じなので混乱しない。
 だから戦いが多い場所では左利きが遺伝的に有利でよく伝わるとされた。だが、後々調査をすると、歴史的に戦争が多い地域で左利きの人が異常に増えるということもなかったそうな。

 そこで新たな論として、左利きは、戦争以上に対人スポーツでの有利が発見された。格闘技に球技にと、どの文化圏でも昔から対人競技のスポーツ選手は有名かつ優位な社会的位置を占めやすい。子孫を残す確率も高いため、人類から左利きが消えない理由とされる。
 そして、人類の歴史は自分たちが思っているより対人競技スポーツに支配されているという説となっている。
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