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海外アニメ二つ

 アマゾンのオーディオブックのCMをちょい前に見る。自著もやっているが、あ、これかとなる。なお業界も初めてのことなのでいろいろと対応中。

「フリージ」
 UAE、アラブ首長国連邦のアニメで、あちらでは超有名だそうな。開発が盛んな最先端のドバイではなく、下町の四人のおばあちゃんがラマダンやらなんやらと騒動を起こす話。イスラム教世界が主題なのだけど、ギャグ感覚はわりとアメリカのアニメに近い。

「リサとガスパール」
 フランスの絵本からのアニメ。原題ではガスパールのほうが先だけど、日本語だとリサが先のほうが収まりがいいという、言語の不思議。
 絵本の絵のようなCGが独特。
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共感と弱者を運ぶことと、行きついた社会で

 考えたらゴーン氏とピエール瀧氏が外に出たら元号発表されていて、どういう気持ちだったんだろうかと思ったが、本人たちもどうでもいいでしょうな。それどころじゃねえし。

 ちょっと前のニュースで、名古屋栄駅で、老人がえんえんと閉まる扉に手を入れて列車の運行を邪魔していた。一分ほども遅延。数十万円から数百万円の損害賠償となるだろうとのこと。
 そして長野県佐久市では、老人が新幹線の線路内を歩き、10km歩いて三時間の運転見合わせ、9200人に影響が出た。
 認知症か精神疾患か人格障害からの嫌がらせか分からないが、この手の人の割合はおそらく人類史でたいして変わらない。昔だとシャーマンや神がかりなど居場所が用意されていたが、近代工業化社会だと定時定例行動ができない人に著しい不利になる。また、精密に社会が動くため、この手の人たちのちょっとした異常行動が、膨大な社会的被害を生むことになっている。

 一方で、ジャーナリストがオレオレ詐欺をする不良少年たちに取材して、弱者への共感がないことに驚いていた。ジャーナリストは「社会はそういった弱者も運んで進んできた」としたが、とある少年が「でも、すでに社会は行きついている。もう運ぶ必要ないんじゃないですかね」と答えた。ジャーナリストが答えられなかったことを思い出す。
 すでに社会学でも、社会の前提であった天与、自然権といったものがやっぱり仮想でしかなかったということになっていて、価値観の変容は続いている。

K-1

 K-1スーパー・バンダム級マッチ。
 金子晃大vs玖村修平
 金子選手のラッシュが続き、玖村選手がダウン。解説も玖村がコーナー背負っていることをダメだと語っていたら、起死回生のバックハンドブローでダウンを取り返すという熱すぎる展開に。勢いを取り戻した玖村選手がパンチを集めて2ダウン目を取る。
 3R。互いにパンチの正確さをまして打ちあい。一歩も離れずパンチを打ちあってすさまじい打撃戦。判定はドローで延長戦へ。
 延長戦では血みどろの金子選手のパンチが徐々に正確さを増す。判定で3-0で金子選手が勝利。
 今年のベストバウトに選ばれるんじゃなかろうかと思えた。

ONEの大会

 ONE。
 若松佑弥vsデメトリアス・ジョンソン
 フライ級ワールドGPの準々決勝。大本命のDJに対して、1Rは若松選手が押しているくらい。だが、DJ選手が上にパンチ振ってのタックルが再三決まる。
 2R。打撃を受けながらもDJがカウンターのタックル。若松が立つがDJも逃がさず、回転してバックへ。引きこみでスリーパーからマウント、サイドへ。フロントへ移って膝を放って、相手が嫌がって下がったところへ、フロントチョークで一発決め。
 すべての技が次へと連動して、DJがさすがすぎた。

 エディ・アルバレスvsティモフィ・ナシューヒン
 ライト級ワールドGP準々決勝。元UFC王者対ロシアの刺客。どう考えても元UFC王者が勝つだろうと思ったが、ナシューヒンのパンチが硬く重い。1Rにナシューヒンがアルバレスを殴り倒す大波乱の展開。ロシアは本当にまだ見出されない選手がどんどん出てくる。
 
 アンディ・サワーvsヨードセングライ・IEW・フェアテックス。
 立ち技k-1の中量級絶対王者だった前者と元ムエタイウェルター級王者という、夢の対決。十一年前はサワーが勝ったので長いリベンジ。
 1R開始直後にサワーがヨードセングライのフックを食らってダウン。オープンフィンガーでのキックルールが初めてなのが指摘される。サワーは逃げのタックルを出してしまい、仕切り直し。
 2R。ヨードセングライが押す。左フック一閃でサワーがダウンし、そこでKO。ヨードセングライのパンチがあまりに上手かった。というかキックが出ない試合だった。

 池田仙三vsダニー・キンガッド
 前者は、無敗のボクサーからフライ級のパンクラス王者となり、さらに総合に参戦。急遽決定で準備期間三週間。後者は有名なラカイジム出身。
 1R。攻防からバックチョークになるところを、仙三選手が反転して防ぐ。キンガッド選手はとにかくフェンス際でも上手い。名門ジムだといろんな相手と戦えて経験値が凄い。
 2R。開始直後に打ち合い、相打ちとなるも仙三選手が腰をつく。追ってくる仙三選手に、キンガット選手がカウンターのタックル合わせてダウンを取るという離れ業を見せる。
 3R。ジャンピングパンチからまたも相打ち。仙三選手のバックからの攻撃もキンガッドが逃れる。打撃で打ち合い、絡み合って、キンガッド選手の腕絡みも決まらず、スタンドへ。
 双方が疲れ切って流すキンガッドに、仙三選手が追っていく。仙三選手のバックからのスリーパーが入っていって、というときに時間切れ。判定でキンガッド選手。
 敗れた仙三選手が帰りの道での映像で「ちくしょう」と何度もつぶやいていて、本気でやった男の言葉だった。

 ション・ジンナンvsアンジェラ・リー。
 ストロー級王者の前者はストライカー。
 後者はアトム級王者から階級を上げてきた、トータルファイター。
 4Rで完全に決まった腕挫をジンナンが耐えに耐える。どうやって耐えているのかアンジェラ・リーにも理解できず、時間切れ。最終ラウンドは4Rで耐えたジンナンがラッシュで相手の気力をへしおって勝利。
 試合後にジンナンが気合いで耐えたと答えるが、それをさせないのが関節技のはず。それでもなお異常な忍耐力と闘志が勝負を決めた。

 猿田洋祐vsジョシュア・パシオ
 ストーロー級王者の初防衛戦。序盤は前者が押しに押す。が、4R。パシオのハイキックにタックルにいった、猿田選手。しかしパシオのハイキックは膝蹴りであり、側頭部に入って一発KO。顔面への膝は意識を吹っ飛ばす。

 和田竜光vsグスタボ・バラート
 フライ級GP。後者はレスリングのキューバ代表。すげえちっさい選手なんですが血まみれファイトをする。なんとなくドワーフに見えてかっこいい。

 個人的に人生で見た戦わない人はあかん人が多かった。平和主義者と言えば聞こえがいいが、平和のために戦わないやつはどうしようもねえ。戦え、なにを、人生を! である。
 人生で戦うってなんやねんという場合もあるだろうが、働くかどうかで判定してもいいと思う。本当に人のためにと思う心とか、愛や正義がちょっとでもあれば働くか、それでなくても家事をするかなんか人のためのことをする(働いていて疲れて休職とか病気とかはさすがに安静に)

最近見たもの

「燃えあがーれ、燃えあがーれ、おまえんち~♪」とガンダムの主題歌の替え歌で放火する放火魔を考えたけど、創作で出したら怒られそう。

 「6HP シックスハートプリンセス」
 不定期に作られている村上隆氏のアニメ。知らんうちになんか仲間増えて進んでいた。内容はいたって普通だが、本番は制作舞台裏。個人がアニメを作りたいとしたら、こんなに大変なんだなと分かる。話と絵と動きと声と演技と音楽と、全部違う才能を集めて制御する、というだけでめまいがする。

「デルタフォース」
 バイクの前後からミサイルが出るが、チャック・ノリスだからですべて解決。アメリカ万歳映画であるが、最後に人質救出の裏側で誰にも歓迎されることなく、仲間の死体を運んで去っていく部隊の悲しみが添えられる。ってこれかなーり前に見たことを最後で気づいたのは内緒です。
 中東の地からよくテロリストが出ているが、最近だと世界各地で武装した個人や少数グループですら起こす。

「風立ちぬ」
 今見ると、また別の感慨が出る。美しい夢を見る人。そして指導者となる人は、美しい夢を人に見させる人である。
 途中で、妻の病気のために駆けつける主人公が泣きながらも仕事をしている。そういう経験をしたことがないなら、幸せな人生であろうが、戦ったことがない人生となる。

「ラ・ラ・ランド」
 どこかでこういうことはあるのだろうな、という話。一方で女優志望の子がヒステリーに見えてしまう。後押しをしてくれたミュージシャンに対して恩知らずに見えてしまう。

「映画クレヨンしんちゃん 爆盛! カンフーボーイズ」
 前半は子供だましでつまらん。
 が、悪を倒すための奥義伝承の儀式で、しんのすけが選ばれるが、拒否する。選ばれなかったヒロインが強引に奥義を奪う。奥義で悪を倒したあと、平和のために悪を消すしかない、と暴走からが本番。
 一方で、排除でしか良い場所は維持できないという現実の皮肉がある。各種試験はそういうものであろう。
 そして、反省しない人格や治らない病気というものもある。
 問題はその人や組織が設定する悪が、本当に悪なのか判定の保証がされないことかなと思う。設定した悪が偏見や差別というものになる可能性が高い。しかし個人の害のない範囲でなら揺らぎの範囲かなとも思っています。全部において正しく偏見や差別がない人間像を求めるのも、いやまぁ、それは宗教やでと。